ライオンズクラブ


●ライオンズクラブとは●

 ライオンズクラブは社会奉仕を目的とした団体で、単なる寄付団体ではない。

 私達の奉仕活動によって社会に投げられたひとつの石が次第に波紋をひろげ、地域社会の人々に善意の心の美しさと共感をよびおこし、その地域社会全体が老いの奉仕と友愛に生きるよう誘い水となるのが、ライオンズの目的です。

 善意の押し売りをする団体ではなく、社会の人々の共感を得て、ともに活動する団体です。

 

●世界のライオンズクラブについて(※2024.6.30国際協会集計)●

世界の国または領域…200以上

クラブ数…49,092(昨年2023.6.30→48,946)

会員数…1,338,102(昨年2023.6.30→1,341,710名)

を有する世界最大の奉仕団体です。

 

==2024年~2025年度 国際会長スローガン・テーマ==

国際会長 ファブリシオ・オリベイラ(ブラジル/パライバ州・カトレドホシャ出身)

国際会長テーマ

 「We Serve われわれは奉仕する」

 国際会長メッセージ

 「Make Your Mark 足跡をしるす」

 

4つの優先事項

 1.会員の若返りと増強

 2.生き生きとした地域社会づくり

 3.新しいタイプの会員を引き込む

 4.ライオンズクラブ国際協会の今後の発展を支える

 

♦337‐D地区ガバナー 宇都 要一

     地区スローガン  『和の心で 楽しく We Serve

     地区ガバナーテーマ『拡げよう 奉仕の輪』

 

【基本方針】

 1.地区運営について

①私たちはライオンズクラブ国際協会という世界に140万人を擁する世界最大の奉仕団体に所属していることを誇りとして、国際協会の会則、国際協会会長の方針に則り、地区運営を図ります。

 

②337-D地区は、沖縄R と鹿児島Rで構成されていることから、これまで以上に双方のリジョンとのコミュニケーションを図り、「友愛と相互理解の精神」で心を一つにして地区一体となった開かれた地区運営を行います。

 

③会員はみんな平等という観点に立って、少数意見も尊重しながら、ロバート議事法を活用し、最終的には多数決の原則で地区運営を進めます。

 

④各ZC、各委員長の活動は国際協会会則、国際協会会長、そして地区ガバナーの方針に則った上で、新たな発想で革新を図り、地区活性化につなげます。

 

⑤元地区ガバナーの皆様方には名誉顧問になって頂き、円滑な地区運営を図るため、これまでの経験を生かした助言を仰ぎます。その名誉顧問会議長は慣例に従い、前ガバナーに就任していただきます。

 

 2.会員拡大について

今、世界は多発する自然災害、戦争と何が起きても不思議ではない大変動の時代を迎え、それによって多くの人たちが尊い命を失い、病気や怪我で苦しみ、食糧危機で飢餓陥っております。そのためにライオンズクラブ国際協会は心ある奉仕の仲間を世界で150万人に増やすミッション1.5の会員拡大の活動が2027年まで続きます。

 

 337-D地区にあっては、人口減少(鹿児島R)、それに伴う事業所減少、中小企業の経済環境の悪化(人手不足、資材高騰、物価高)など厳しい経済環境ではありますが、日本古来の共助の精神で、助けを求める人達に愛の手を差し伸べることが求められています。

 

正会員の他、家族会員、支部会員、スペシャリティクラブ、企業内クラブなどで会員拡大を図りましょう。

   

また、退会防止は重要な課題です。常に会員の動向に気配りし、例会出席を促し、楽しく有意義な例会開催に努めましょう。

 

 3.LCIFについて

ライオンズクラブ国際協会は国際協会の運営を担当し、資金援助などに関する部門はLCIF(ライオンズ クラブインターナショナルファンデーション)が担当します。

 よって、視力保護、青少年健全育成、災害援助、人道支援、糖尿病支援、小児がん支援、環境保全、食糧支援、糖尿病対策支援などの支援活動資金はすべてここから賄われています。

 そこで、会員の皆様方の善意の寄付が求められています。今期の337-D地区の目標額は20万ドルでしたが、皆様方のご協力により23万8204ドルと目標額を達成しております。次期の目標額は今期と同様20万ドル以上との指導がありましたので、今期の目標額は20万ドルと設定させていただきます。

 

 4.一般社団法人日本ライオンズと公益財団法人日本ライオンズについて

ライオンズクラブ国際協会に認められた団体として(一社)日本ライオンズと(公財)日本ライオンズがあり、ライオンズクラブ国際協会と同様、運営は(一社)日本ライオンズが担当し、資金援助部門は(公財)日本ライオンズが担当します。

 (公財)日本ライオンズの奉仕活動は特別支援学校を対象としたフットサル大会、児童養護施設に入所している小学生に学びの機会を提供するための「寺子屋事業」、そして多発する国内の自然災害地への支援活動を行っております。そのための資金はすべてライオンズクラブ会員の皆様方からの寄付によるもので、企業からの寄付も受け、その寄付は税額控除の対象となります。

 今、少子高齢化が叫ばれる中、子供たちの虐待やいじめが社会問題化している今こそ国の宝というべき日本の子供たちの健全育成を図ることは喫緊の課題です。337-D地区でもこの課題に積極的にかかわるため、日本ライオンズ担当委員長を設け、この青少年健全育成活動の啓蒙に努めます。

 

 5.その他

各リジョン、各ゾーン、各委員会活動については、国際協会会則、国際会長方針、そして地区ガバナー方針を逸脱しない範囲内において、新たな発想、取り組みで地区の活性化を図って頂きます。

 

【行動計画】

 ■1.会員拡大について

 国際協会のミッション1.5の方針、また日本ライオンズクラブの指導に基づき、新クラブ、新支部の結成などで、新会員290名の入会、そして純増50名の会員拡大をめざします。

 そのためには、GAT委員長を中心として、GLT、GMT、GST、GET、SPC・FWTとの情報交換、研修をかさね、有意義で楽しいLC活動をめざし、会員拡大に結び付けます。

 

■2. LCIFについて

 今期は20万ドルの目標に対し、23万8204ドルを達成しましたが、次期目標は前年通り20万ドルとし、1人の一歩より、100人の一歩をモットーに、会員一人当たり100ドルの寄付をお願いいたします。

 そのためには、地区ガバナー自らが地区コーディネーターとなり、副地区コーディネーターには第一、第二副地区ガバナー(鹿児島リジョン、RC兼務)、そして沖縄リジョン、RCがその任に当たることとし、LCIF正副委員長のもと、各ゾーンのZCが委員となり、寄付の必要性、使途を説明することで、会員の理解を深め、金額の多少を問わず、会員全員による寄付をめざし、地域社会に貢献します。

 

■3. 奉仕活動について

 「We Serve」をモットーに集える私たちであること意識し、金銭アクトであれ、労力アクトであれ、できる人ができることで、困っている人たちに愛の手を差し伸べましょう。 各クラブのこれまでの継続事業の他、世界の他クラブとの情報収集、意見交換を図りつつ、大変動の時代に即し、革新を図り、新たな奉仕活動にも取り組みます。

 

■4.委員会について

①GAT(グローバル・アクションチーム)は、GET、GMT、GLT、GST、SCP・FWTで構成され、地区の目標設定を指導し、チームのモチベーションを高め、課題が生じたときにはサポートを提供します。

 

②GLT(グローバル・リーダーシップチーム)は、リジョン・ゾーン内の会員を対象に階層別(新入会員オリエンテーションなど)の研修を実施し、ライオンズ活動・次世代リーダー育成を行います。

 

③GMT(グローバルメンバーシップチーム)委員会は、会員満足度リーダーも兼務することから、各クラブの活性化、新会員を加えてのクラブの若返り、指導力育成とクラブ運営の向上、クラブの成果を地域の人々に伝えるなどの活動を行います。

 

④GST(グロバル・サービス・チーム)は、地区の奉仕及び資金調達目標のための計画を策定、実施し、地区内のクラブによるアクティビティ報告率を上げるよう努力します。 また、LCIとLCIFの奉仕プログラムや交付金などについて知識を得、参加を奨励します。さらに、会員の満足度を高め、新会員を獲得し、奉仕の参考事例をライオンズや地域社会に共有するとともに、新しいリーダーの育成に努めます。

 三献運動(献血・献腎・献眼)と骨髄バンク登録運動と臓器提供意思標示携帯の推進に努め、環境保全の合同アクトを実施します。

 

⑤LCIF(ライオンズクラブインターナショナル)委員会は、正副委員長を中心として100ドルキャンペーンの重要さの周知徹底に努め、参加クラブ、会員数の増加を図り、目標の20万ドル達成をめざします。また、交付金活用事業方法と実施クラブの内容を報告します。

 

⑥GET(グローバル・エクステンションチーム)、SPC・FWT(スペシャリティプロジェクト・ファミリーアンドウーマンチーム)は、次期目標の会員拡大に向け、リジョン・チェアパーソン、ゾーンチェアパーソンとともに、新クラブ、新支部の結成などを図りチャーターナイト人数を40名以上とします。

 

⑦クエスト委員会は、青少年健全育成に向け、クエストの重要性を会員に啓蒙するとともに、ライオンズクエストセミナーを開催します。来年2月中旬に九州地区大会の開催が337―Ⅾ地区の担当となっていることから、成功に向けた積極的な活動を行います。

 

⑧YCE・レオ委員会は、交換留学が再開され、7月に337-Ⅾ地区鹿児島リジョン、沖縄リジョンからそれぞれ1名がシンガポールに派遣されることから、成功に向けた支援活動を行います。レオはマンスリーレポートからマイライオンへの移行と交流会を実施します。

 

⑨ITC(情報通信技術)委員会は、IT環境の整備に努め、WEB会議の充実を図ります。 

⑩アラート委員会は、世界で多発する自然災害(能登半島地震、台湾花蓮地震など)に備えた委員会活動の充実を図ります。また、地域社会福祉連絡協議会との情報交換、連携を図るため、災害ボランティアに関する協定を結びます。

 

⑪日本ライオンズクラブ担当委員会は、337複合地区に新たに委員会が設けられたことから、複合地区委員長と情報収集、意見交換を図りながら、(公財)日本ライオンズクラブの青少年健全育成活動を会員に周知するとともに啓蒙を図り、支援活動を行います。